1話を読んでくださり、ありがとうございます。今回は、「1話にどんなメッセージを込めたのか」を作者としてお話したいと思います。漫画の感じ方は人それぞれなので、ひとつの見方として楽しんでいただけたら嬉しいです。
「フカボリーズ」を描こうと思ったきっかけは、テレビで「カボチャヒキガエル」を知ったことです。カボチャヒキガエルはカエルなのにジャンプの着地がうまくできない、ちょっと変わったカエルなのです。私は当時、「カエル=ジャンプが得意な生き物」と思い込んでいたので、まさかそんなカエルがいるなんて!と衝撃を受けました。それと同時に、「私たちが当たり前と思っていることも、実はそうじゃないかもしれない」と気づかされたのです。カボチャヒキガエルは、他の有名なカエルに比べたらマイナーで、テレビで見なかったら知ることもなかったと思います。「カエルはジャンプが得意」という思い込みのままでいたと思います。世界の見方を変えるきっかけがカボチャヒキガエルだったのです。
カボチャヒキガエルのみならず、世界には「そんな生き物がいるの⁉」と思うようなユニークな生き物がたくさんいます。それを知るのは面白いですし、漫画になるのではないかと生き物をテーマにしようと決めました。
作中に登場する「カボちゃん」はうまく着地できず、そのことを本人は気にしています。そんな短所も「見方を変えれば長所になる」「自分の力を活かす場所や、活かし方を変えれば活躍できる」、そんな前向きなメッセージを1話に込めました。だからこそ、1話のタイトルを「着地できなくてもいいじゃないか」にしました。
カボちゃんのように、どこかうまくいかない部分があっても、ちゃんと生きていける。活躍の場は、きっと誰にでもある。そんなメッセージを込めています。
今後も知られざる生き物たちの魅力を、ゆるっと楽しく発信していきます‼これからも「フカボリーズ」を、どうぞよろしくお願いします。


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